ワキガを治すためのブログ

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気になる「ワキガ」のワキ臭(腋臭)は7つのタイプに分類できる

人の体臭は、体のあらゆるところから発生しますが、その中でも特に、「ワキ」は発汗量も多く、多くの人がニオイを気にする部分となっています。

 

ここでは、そんな「ワキガ」の「ワキ臭」について、詳しく説明していきます。

 

なお、「ワキガ」についての全体像を把握したい場合は、ワキガとは何のこと?|ワキガの症状・原因・治療法をかんたんに説明を読んでください。

 

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・日本人男性の「ワキ臭」は、7つのタイプに分類できる

 

日本人男性の「ワキ」のニオイタイプ(腋臭タイプ)を調べたところ、7つのニオイタイプに分類できることがわかりました。

 

その7つのタイプとは、

 

1 M型 ミルク様臭、ベース臭

2 A型 酸臭

3 C型 カレースパイス様臭

4 K型 カビ臭

5 E型 蒸し肉様臭

6 W型 生乾き臭、水っぽい

7 F型 鉄臭

 

の7つになります。

その中でも、特に、「ミルクのようなニオイ」「カレーライスのようなニオイ」「酸っぱいようなニオイ」の3つのニオイが、日本人全体の8割近くを占めていることがわかっています。


・ワキのニオイの強さは、10から20代の若者が最も強い!

 

ニオイ強度と年齢との関係性を調べると、10代から20代の若者が、最もニオイが強いことがわかりました。


また、「ワキのニオイの強さ」を6段階で評価したところ、10~60歳代の日本人男性118人うち、約4割の人が、強いワキ臭以上(ニオイ強度4以上)のワキ臭を持っていることがわかりました。

 

ニオイ強度4とは、「すれ違うときに、他人にも感じられる程度の強さのニオイ」です。ニオイ強度3は、「エレベーターや満員電車などの密接状態になると、他人にも感じることができるニオイ」で、ニオイ強度4以上と合わせると、なんと、9割の人が、他人に感じられる程度のワキ臭を持っていることがわかりました。


ワキ臭の強度は10~20歳代で最も高く、30歳代以降は減少する傾向にありますが、高齢者でも、ニオイの強度の高い人は存在するため、同世代でも、ワキ臭の強さの個人差が大きいことがわかります。

・ニオイの強い人でも、およそ13%の人は、自分の「ワキ臭」に気づいていないことが判明。

 

ワキの強さと本人の意識を調査したところ、「わき」のニオイが強い人でも、およそ13%の人は、自分の「ワキ臭」に気づいていないことがわかりました。

 

およそ80%の人は、自分のわきから強いニオイがしている場合、そのニオイを感じることができますが、そうでない人も少なからずいるということです。

 

「ワキ臭」が強すぎると、逆にニオイを感じなくなってしまうのかもしれません。

 

・「ワキ臭」タイプは加齢とともに変化する?

 

10代から60代までの被験者を、それぞれが持つ「ワキ臭」タイプに振り分け、年代別で比較したところ、10~20代の人はA型、C型が多く、30代以降は、その割合が減少する傾向がみられ、それに伴い、M型が増加する傾向が見られました。

 

そのことから、「ワキ臭」タイプは年齢を重ねるごとに、変化することがわかりました。年齢を重ねている人であれば、昔のニオイと今のニオイの違いに気づいている人もいるのかもしれません。

 

・肥満や汗っかき=「ワキ臭」がするというのは、事実ではない?

 

一般的には、太っている人を見ると、「太っている=汗かき=体臭が強い」というイメージを持たれると思いますが、実は、それはただの思い込みの可能性が高いです。

 

肥満度(BMI値)とワキ臭の強さについて、相関解析を行ったところ、肥満の度合いとワキのニオイの強度には、相関関係が見られないことがわかりました。

 

さらに、被験者の「汗のかきやすさ」や「試験期間中の発汗量」についても、ワキ臭と相関関係があるのか調査しましたが、こちらについても、ニオイ強度との相関は全く見られませんでした。

 

つまり、ここで何がいえるかといいますと、「痩せている人」でもワキ臭がする人もいるし、「汗を全くかかない人」でも、ニオイがする人がいるということです。

 

どれだけ臭い人に対しての「偏見」を持っているのかを知ることができたと思います。

 

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・「ワキガ」は改善できる!


「ワキ臭の強さ」や、「ワキ臭タイプ」の世代間における違いは、生活習慣・食習慣の違い、加齢による体質の変化などが、主な原因として考えられますが、食習慣に関しては、「ワキ臭」の強さに差を見ることはできませんでした。

 

この結果から、30歳代以降に見られる、ワキ臭の強さの減少や、ワキ臭タイプの変化は、加齢による基礎代謝の低下や、分泌成分の変化によるものであることが原因になりそうです。

 

いずれにしても、「ワキ臭」のニオイがするのは嫌なことなので、そのツンとする臭いを改善するためには、少しの努力で改善できる、「ワキガ」の4つの対策方法を見ていただくと、具体的な改善策が分かると思います。

 

なお、その他にも、「ワキガ」の意味、遺伝について、「ワキガ対策」でよく売れているクリームに関する記事を、下に貼っておきますので、参考にしてください。

 

ワキガの意味とは?|「ワキガ」と「ワキ臭」は全く別物だった

「ワキガ」は遺伝するの?|遺伝する確率や、その後の対処方法を解説

「ワキガ」対策にオススメな3つの「ワキガクリーム」をご紹介

 

 

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